翻訳にはどんな種類があるのかを紹介します。
簡単な社内文書の翻訳など、基本的な翻訳技術があればできるものから、高度な専門知識が要求されるものまで翻訳レベルは様々です。
契約書の翻訳では、契約書のスタイルや契約書でよく使われる言い回しを知っていなければなりませんし、機械のマニュアルでは特殊な部品の名前も出てきます。
その業界特有の用語など、実務に密着した語彙力、知識が必要となります。
なんといっても、日本語の高い表現力が求められます。
文芸翻訳は、単に意味が伝わればいいというレベルではなく、原作の作風をそのままに、かつ読者がひとつの作品として違和感なく読める作品に仕上げなければなりません。
おじいさんの台詞、女の子の台詞、中世の騎士の台詞、など登場人物のイメージに合った表現にしなくてはならないので、高い表現力が求められます。
また、SF、歴史物、戦争物などではその背景や業界用語などの専門知識も必要とされます。
また、大人向けの作品と童話では表現が違うように、読む対象に合わせて表現しなければなりません。
文芸翻訳と同様に、日本語の高い表現力が求められるほか、限られた長さに訳す必要があるため、ひとつの文章を何パターンにも訳せる能力が求められます。
また、台本がないものを訳すケースや、台本があってもどういった感情で話されている台詞なのかを察する為にも、高いリスニング力が必要です。
映画などの台詞はシナリオライターが練りに練って作ったもの。
ただ訳すのではなく、言葉の裏にあるニュアンスを汲みとらなくてはストーリーに合った訳にはなりません。
そういった意味でも、映像翻訳独特の特殊なスキルを身につける必要があります