翻訳者になるためには、どんなことをすればいいのかを紹介します。
一昔前まで、翻訳家というのは特別な才能のある人だけがなれた、憧れの職業だった。
現在は翻訳学校などの教育機関や業界情報が充実しているので、体系的にきちんと学習すれば、比較的多くの人がプロになれますが、マーケットが小さいために新人に仕事の機会がなかなか回ってこない、出版や映像分野などのマスコミに比べれば、実務翻訳は身近な職業と言えます。
業界ではトライアルと呼ばれる翻訳技能テストの結果で翻訳者の採否を決めるのが一般的です。
公募の場合、合格率は1〜2%といわれ、かなり狭き門になっているようです。
トライアルに合格しても仕事の依頼が来るとは限りません。
とりあえず、その会社の翻訳者として登録してもらえるだけであり、ベテラン翻訳者が手一杯になったなどの理由で、運よく仕事が回ってきても安心はできません。
一度受けた仕事が品質が良くなくてそれっきり切られてしまうケースが非常に多いのです。
本当のトライアルは最初の仕事で、リピートオーダーがきたら合格と考えたほうがいいでしょう。
なんと言っても翻訳能力(外国語力、専門知識、日本語文章力)が最も重要な条件です。
職人仕事なので、腕の良し悪しがものをいいます。
ただし、高収入を得るためには、営業センス(人脈構築力、売り込み能力、情報収集力)も軽視できません。
プロの翻訳者は掲示板やメーリングリストなどコミュニティを利用して仲間を作り、活発に情報交換しています。
これも営業活動の一環といえます。